トチロ~

「事の戒壇」「義の戒壇」

日寛上人 戒壇の「事」「義」 5(法華取要抄文段 その1)

次に法華取要抄文段。まずは彼の意見を再確認する。     二重の義   結論から言ってしまえば、この法華取要抄文段にも事相に約しての「義」と法体に約しての「義」が織り込まれている。つまり「二重の義理」、「二つの物差し」が併行して説かれている...
「事の戒壇」「義の戒壇」

日寛上人 戒壇の「事」「義」 4(文底秘沈抄)

それではいよいよ本題に入りたいと思う。彼らが提示してきた順序とは逆になってしまうが先ずは文底秘沈抄から検証してみたい。 先方が主張している文底秘沈抄の捉え方は以下になる。 一つ一つ反論を加えていくが、先ずは文底秘沈抄の当該部分を確認してみよ...
「事の戒壇」「義の戒壇」

日寛上人 戒壇の「事」「義」 3 (依義判文抄)

前回までに戒壇の「事」と「義」を立て分ける基本的考え方に関して述べてきたが、彼らが提示してきた各御指南の検証に入る前に一つだけ日寛上人の御指南を確認しておきたい。 三大秘法口決に「三大秘法の依文は神力品なり。」とあるように法華経神力品に三大...
日蓮正宗の行事

霊宝虫払会

本日は大石寺において「虫払会」が行われております。顕正会の皆様にも「虫払会」とはどういった行事かを知って頂くために記事をアップいたします。 霊宝虫払会  毎年四月六日・七日の両日、総本山ておこなわれる虫払法要は、秋のお会式とともに宗門の二大...
国立戒壇について

日寛上人 戒壇の「事」「義」 2

前回は「事」と「義」は比較相対の言葉であることを説明した。今回は日寛上人が御指南の中で使用される「事」と「義」に関して考えてみたい。 「事」「義」は事相以外にも使用 前回の記事でも触れたが顕正会員さんは「事」との言葉を、 事とは事相(事実の...
国立戒壇について

日寛上人 戒壇の「事」「義」 1

先日の投稿に更にTwitter上で反論が入った。 先日の投稿はこれ ハッキリ言って戒壇の「事」「義」の立て分けに関しては15年も話し続けているがゆえ、もういい加減うんざりというのが本音である…。しかしながら顕正会員の99.99%はたぶん理解...
顕正会教学部対策

法体に約した戒壇の立て分け

先日の記事に対して顕正会員さんから反論がありましたので、更なる反論を試みたいと思います。 先日の記事はこちら  顕正会員さんの反論 Twitter上における顕正会員さんの主張は以下の通りです。(なおアカウント名は伏せさせて頂きました。) 以...
国立戒壇について

三大秘法抄に関して

先日Twitterにて法華講員さんと現役顕正会員さんのやり取りの中で、 「御遺命の戒壇は、誰でも分かる様に、大田金吾殿に託されたのです。」 「戒壇の具体的内容が示されているのは、三大秘法抄のみである事を覚えておくと良いです。」 との発言を拝...
日達上人御指南

寛師二百五十遠忌大法要での御説法

昭和五十年九月二十六日  今回、日寛上人二百五十遠忌にあたりまして、宗門といたしまして大法要を執行いたしましたるところ、法華講総講頭、創価学会会長池田先生が参詣せられ、また学会代表者、法華講代表者、みな御参詣くださいまして日寛上人の御報恩謝...
日達上人御指南

天生原・天生山・六万坊の名称と本宗の関係についての一考察

昭和四十五年六月二十八日                  富士学林研究科の砌   私が話をする前に、ちょっとこのことでみなさんに申し上げておきたいと思います。  日興上人の『遺誡置文』の中の   時の貫首たりと雖も仏法に相違して己義を構へ...
顕正会教学部対策

顕正会教学部の根本的誤り

顕正会教学部が末寺訪問の際に伝家の宝刀のごとくに提示する文章に「御宗門のHPの記事」というのがあるらしい。 私もそれを改めて拝読したが、一見すると彼らが主張するように日達上人が述べられていた法体に約しての立て分けを表とする『戒壇の大御本尊の...
エッセイ

ペットの塔婆供養に関して

先日Twitterにてペットの塔婆供養に関して少々論争になりました。発端は顕正新聞平成31年1月5日号6ページの新潟男子部長さんの活動報告中における 「カネ儲けのためにペットの塔婆まで立てる(ママ)卑しさに情けない思いになりました。」 との...
日顕上人御指南

信心の血脈に関して(日顕上人猊下御説法 S62 4/6)

Twitterにて、「信心の血脈」に関して昭和62年の御虫払いにおける御隠尊猊下の御説法がやり玉にあがりましたので、ここに全文を紹介いたします。 なお、学会等が引用した部分は黄色のマーカーを施し、それが悪意のある引用である証拠は赤字で示しま...
最初に知って頂きたいこと

「戻らない」じゃなくて「戻れなかった!!!!」

本日お山の広布推進会に出たのですが…。 先般からの顕正会による日達上人御遷化の誹謗中傷は相当に御宗門を怒らせているようです…。 もう俺は知らねぇ…。 ハッキリ言って修復不可能な線まで行っちゃってますね…。 これは御僧侶方だけではなく信徒さん...
エッセイ

お世話になりました…。

今年も数多くの顕正会員さんとお会いできて本当に充実した1年でございました。 無事に縁されて一緒にお山に参詣されている方もいれば、こちらの力が及ばずに未だ顕正会に籍を置いたままの方々もいらっっしゃいます…。 いずれにしてもお世話になった皆さま...
顕正会教学部対策

顕正会の登壇の事実はこうだ!

先月の総幹部会でも日蓮正宗寺院へ押しかけた者の登壇があったようであるが…。 現場では言っていない話がでっち上げられ、意図的に会員さんたちを印象操作する内容になっていた…。 実はこの会話は録音されており、事実と相違する登壇を顕正会側で為された...
簡単に分かる顕正会の誤り

日達上人御臨終の相へのでっち上げ

最近、顕正会では盛んに総本山第六十六世日達上人の御臨終の相についての誹謗中傷を喧伝している。  日達上人が昭和五十四年七月二十二日に御遷化あそばされてから四十年近く経って、葬儀にも出ていない浅井を筆頭に会員総出で「悪臨終」「堕獄の相」などと...
国立戒壇について

mtakizさんとの対話

先日よりmtakizさんという顕正会員さんとTwitterでやり取りをしておりますが、Twitterでは文字数の制限等で使いづらいためこちらに場所を移したいと思います。
国立戒壇について

戒壇の立て分けは2つある

いよいよ戒壇の立て分けの核心に迫っていきたいと思います。 元顕正会員さん達もこの部分が一番の関心事でもありますので、それぞれがその答えを日々模索しているようですね。 このSOPHさんのブログのコメント欄でも先日話題になっておりました。(55...
国立戒壇について

天月と水面に映る月

前回は「戒・定・慧」はそのまま「本門の戒壇・本門の本尊・本門の題目」にあたるがゆえ、そのどれ一つを欠いても仏道を証得することは出来ない…。 換言すれば「広宣流布以前であるがゆえ直ちに御遺命の戒壇は存在しえなくとも、戒壇の大御本尊様の御在所は...
御遺命の戒壇に関するご指南(資料)

第33回 創価学会本部総会での御講演

先般の総幹部会において顕正会教学部のボスが登壇したらしい…。 遅ればせながら顕正新聞にて内容を確認したのだが、いやはや酷いものである…。 私が心配していたのはまさにこのことだったのだ。この男が真っ先に提示した文証とは全く愚にもつかない代物で...
顕正会教学部対策

三大秘法の相互関係

本門の本尊に打ち向かい唱える題目が本門の題目であり、その場所を本門の戒壇という。 三大秘法をごくごく単純に説明すると上記のようになります。 実はこの公式は日蓮正宗における三大秘法の捉え方全てにおいて通じるものであり、日寛上人の御指南もその例...
御開扉について

御開扉を給わるに当って(プリントアウト用資料)

「御開扉を給わるに当って」を画像でアップいたします。 パソコンでプリントアウトして実際の折伏の場で利用してください。
顕正会教学部対策

三大秘法と三学

顕正会では事相に約しての事の戒壇を問題にしてきますが、事の戒壇を正確に理解するためには義の戒壇を理解しなければなりません。 そしてこの「事」と「義」も含めた「本門の戒壇」を理解するためには、三大秘法というものをしっかりと腹の中に落とし込まな...
国立戒壇について

「正本堂」に就き宗務御当局に糺し訴う

前回に引き続き「正本堂に就き宗務御当局に糺し訴う」をアップいたします。ネット上に公開されるのは初めてだと思いますので、皆様是非ともご活用ください。 なお、前回と同様に現在となっては眼を疑うような浅井さんの発言には赤字で、参考になる部分は黄色...
顕正会教学部対策

現在の大石寺に「本堂」は存在しない。

何とも長ったらしい題名になってしまいましたが…、     実はこの一点が御宗門において御遺命破壊がなされたのか否かの一番客観的な判断基準になることを顕正会の皆さんはご理解されているでしょうか?       本堂とは本尊堂の意味であり、どこの...
国立戒壇について

「正本堂」に就き池田会長に糺し訴う

最近の現役顕正会員さんとお話ししていて強く感じるのは、「法体に約しての事・義の立て分け」を昭衞さんは知っているにも関わらず御宗門にイチャモンをつけている。という事実を御存じないということでございます。 つまり、「法体に約しての事」を「事相に...
「事の戒壇」「義の戒壇」

事相に約しての義理とは…?

それでは顕正会員さんが認識している「事の戒壇」とは一体何ものなのでしょうか? これは今さら説明するまでもなく「事相に約しての事の戒壇」ということですね。 ここで更に踏み込みますが、 「事相に約す」とは一体全体なにを基準として「事」と「義」に...
顕正会教学部対策

なぜ顕正会員は「法体に約しての立て分け」が理解できないのか?

顕正会員が法体に約しての立て分けを理解できない理由は…。 習っていないからである。 非常に単純な理屈なのです。それでは彼らがどのように認識しているのかを彼らの教科書ともいえる基礎教学書、折伏理論書から見ていきましょう。 基礎教学書  また「...
「事の戒壇」「義の戒壇」

戒壇 事と義の立て分け

顕正会員との対論において必ず出てくるのが「事の戒壇」「義の戒壇」の話ですね。 私も日蓮正宗に入って14年間ずっとこの話ばかりしてきたので、いい加減うんざりしてきているというのが正直なところで、 「え~、また話すのぉ…?」 なんて最近は思わず...