顕正会員の心情

サルでも分かる顕正会問題

前回の記事で大白法の「異流儀破折」に関して苦言を呈したわけですが、それに関して賛否両論の御意見を頂戴しました。

なかには現役顕正会員と思われる方からもメールを頂き、「何が正しいのか分からなくなった…。」との正直な気持ちをお伝えして下さる人もいました…。

元顕正会員ならご理解いただけるかと思うのですが、顕正会では御宗門のことをあしざまに批判します。色々な批判がありますが、その共通点は「宗門は誤魔化す。」「平気な顔で噓をつく。」「黒を白と言い、白を黒と平然と言い放つ。」このように会員さんは洗脳されております。

実際に日蓮正宗の信徒となれば、それは顕正会で刷り込まれた妄想であり、真実は正反対であることを誰しも理解し、深い懺悔と共に今度は正法を広めるために力を発揮していくわけでありますが、未だ顕正会から離れずにいる人たちに於いては上記の深い洗脳は心の底まで深く刻み込まれているものです。

そのような中でも何かしら顕正会に疑問を持ち、「正しい場所で正しい方法で大聖人様の仏法を信心したい。」と決意して、顕正会の誤りを一から冷静な目で判断しようと行動する人たちもいるものです。

そのような人々の為にも我々日蓮正宗僧俗はどこまでも「誠実」に、そして「正直」にお話ししていかなくてはならないと私は思うのです。

そしてその「誠実さ」「正直さ」が最終的には彼らの心の氷を溶かして御授戒へと至るのだと思います。

顕正会へ疑問を持つ人の多くは、顕正会という組織や幹部の不誠実さや不正直さから動執生疑を発するものと感じています。さればそれを受け入れる側はその真逆の組織でなければなりませんし、常にそれを心して自らの姿勢を律していかなければならないと思います。それこそが唯一の正法を護っている日蓮正宗の使命だとも思うのです。

是非とも今後一人でも多くの顕正会員さんが日蓮正宗で信心できるよう、現在既に日蓮正宗に籍を置いている方々には彼らの心の傷を理解して対応して頂けると大変に嬉しく思うものです。

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