戒壇論

戒壇論

戒法と戒壇(広義的解釈)

「戒法」と「戒壇」、顕正会の皆さんはこの違いについて説明できるでしょうか? 前回お話しさせて頂いた内容と今回お話しする「戒法と戒壇の意味」が分かってくると、御遺命の戒壇に関する意義も一段深く理解出来得るものかと思います。少しばかり各々が心静...
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「本尊所住の処は戒壇」の根拠

結論から述べます。 「本尊所住の処は戒壇」となる根拠は、法華経神力品の「所在国土。若有受持。~諸佛於此。而般涅槃。」(開結513~514)に存在します。その箇所を丁寧に一つずつ解説されたのが、日寛上人の依義判文抄であり、『第七に神力品の「爾...
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戒壇論はここから…

先日私の菩提寺でも慶祝記念総登山が行われ、御住職様の御子息である所化さんお二人と共に記念撮影させて頂きました。お二人の得度前の姿を知っている私にとっては、この短期間で急激に立派になられたお姿に感動するとともに、将来を担われる若い御僧侶方にも...
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戒壇論は3D(立体的に)で捉えないと誤るよ

先日面白いことがありました。私の縁で入られた方の自宅に顕正会員さんが訪問してきたそうなんですが、以前から私がお話ししていた「顕正会は戒壇論で破門されたのではないですよ。破和合僧で破門されたんです。」っていう言葉を投げかけてみたそうです。 そ...
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戒壇建立の時期に関する御指南

前回は日顯上人の平成10年の御指南を拝して、戒壇建立のタイミングは日本の国主がこの仏法を立てた時であることを証明したわけだが、日顯上人におかれては他にも数々の御指南を残されている。 また日達上人も日本の国主が戒壇建立の鍵を握っていることを行...
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平成10年総本山客殿新築慶祝記念大法要の砌

御遺命の戒壇建立の条件は日本の国主が帰依した時だと前回は書かせて頂いたのだが、それに対する法華講員の反応は賛否両論になっていて些か驚いている次第である。 これは言うまでもなく正本堂建立当時に何とか正本堂を御遺命の戒壇としたい学会の思惑と、そ...
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御遺命の戒壇を前もって建てて良いのか?

表題の件ですが現役顕正会員さんにこの質問をすれば「良いわけねえだろ!馬鹿かお前は!」というお返事が100%返ってくるものと思います。まぁ私も同じ考えなんですが…、これを肯定する意見が法華講員さんから散見され始めてきたので、彼らに読んでいただ...
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顕正会の弱点はここだ

日達上人が戒壇建立の御遺命を一旦表から引っ込めた正当性を論証する記事を書いていたのだが、昨日Twitterにてデタラメオヤジさんが鋭い突っ込みを入れていたとのことで、それに関して本日は記事を書いてみたく思う。 オヤジさんのツイート 昨日のオ...
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戒壇建立の御遺命は護られている

昭和45年5月以降に戒壇建立の御遺命が表舞台から消えたことの正当性に関して書こうかと思っていたのですが、現時点でも戒壇建立の御遺命は御宗門の中に厳然として護られていることを先に書いておきたいと思います。 そもそも私が顕正会を辞めて日蓮正宗に...
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顕正会主張の本質

王仏冥合による戒壇建立の御遺命の意義が日蓮正宗内から消失すること…。これを顕正会は「御遺命破壊」と呼んでいます。「国立戒壇」という呼称や事の戒壇の定義の相違などは彼らにとっては枝葉であり、本質的な部分は当にここにあるのです。 このポイントを...
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戒壇建立の御遺命は国家救済の秘術である

何を今さら…、との声が大宮方面から聞こえてきそうなのではありますが、これは750年前から日蓮正宗内で生き続けている考え方であり、当然のことながら顕正会が「御遺命破壊」だと謗り始めた半世紀前から現代に至るまで心ある僧俗は表には出さなくてもその...
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切れ味鋭い顕正会破折とは

顕正会の息の根を止めなくてはいけないのになかなか止まらない…。 これって何が原因か分かりますか? 要はポイントがずれまくってるんですよ。柔道で言えば絶妙なタイミングで入って相手の一番弱いところをピンポイントで攻めれば一本勝ちできるのに、さし...
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戒壇論の乱れは顕正会を利する

本日、とある法華講員さんのTwitterでの発言に意見を申し上げたら険悪な雰囲気になってしまいました。 その後なんやかんやとおっしゃられていましたが、最初の引用リツイートの発言を見れば、この方は「御遺命とは一閻浮提広宣流布のみである。」と認...