政治と宗教

政治と宗教

安倍晋三さんが亡くなって4週間が経とうとしている。安倍さんに対して個人的には良い思い出は無いのだが故人に鞭を打つほど私も落ちぶれてはいないので、心よりご冥福をお祈りしたく思う。

さて安倍さんの事件が起きてから統一教会と自民党とのズブズブの関係がクローズアップされ、政治と宗教の関係性というものが再び話題として取り上げられるようになってきた。いわずもがな「政教分離」が憲法にて謳われている日本に於いては、「どこまでをセーフとし、どこからがアウトなのか。」の物差しが争点になっていると感じる。一月という時間を経て何となく世間の大多数の意見というものがおぼろげながら現れてきたようにも思う。

これは今後この事件が解決へと向かう中において、世間が納得する法に反しない政治と宗教の距離感というものがハッキリとした形で顕われてくるのではないかと私は感じている。

ただ、この問題は私の信仰している日蓮正宗に於いては大変に大きな問題でもある。そもそも創価学会が政治に乗り出したのも、またその過程で顕正会(旧妙信講)という信徒団体が破門の憂き目にあったのも、この「政治と宗教」の関係性が大きく関わっている。そして何より日蓮正宗の宗祖たる日蓮大聖人が「立正安国論」にて指摘されているのが当にドンピシャでこの問題に関してのことである…。

そういったことからも世間が「政治と宗教」に多少なりとも関心を寄せているこの機会に日蓮正宗の信仰をしている者として感じることを書いてみたいと思う。

なおこのブログはあくまでも日蓮正宗の一信徒である私トチロ~の個人的な意見であり、私の所属寺院の御住職または御宗門には一切関係がないことを予めおことわりしておきます。

それではしばらくお付き合いくださいませ。

アイキャッチ画像は大磯の小高い丘の上にある湘南平から臨んだ相模湾…、ってことで写真よりちょいと東にずれるけど相模湾が出て来るこの曲をどうぞ♪出だしの「大人げないままこんな大人になりました…」ってのが自分のことを言われているようでちょっと微妙…。

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