これまで浅井さんをはじめとする幹部33名が除名処分を受けたという事実について書いてまいりました。
これだけを見ると、除名処分というのはいかにも簡単に乱発される性格のものだと勘違いされる顕正会員の方もいらっしゃるかと思います。
しかし、そうでは無いのです。
顕正会が忌み嫌う、かの創価学会でさえ、除名処分を受けたのは池田大作さんただ一人なのです。
たった一人ですよ、たったの一人!
それに比べて妙信講は33名ですよ。
どれだけ妙信講が悪質であったかがこれだけでも分かろうかというものです。
とにかく、顕正会員の皆さんはこの事実を真摯に受け止めるべきでありましょう。
そのうえで、次のステップに移りたいと思います。
除名に至る行程
信徒除名というのは、信徒にとって一番重い処分であろうかと思います。
しかしながら、上記創価学会の例を引くまでもなく、そうそう簡単に除名されてしまうということは無いのです。
最終的な除名処分に至る前には何度も何度も救い上げようとする御宗門からの問いかけがあるのです。
それなのに、そのチャンスをつかもうともせず暴走していったがゆえの、断腸の思いでの除名処分なのです。
ここに池田大作さんの除名処分に至る資料を掲載いたします。
浅井さんに対する文章は冷静な目で読めない顕正会員さんも多かろうと思いますので、客観的に考えられる池田さんに対する資料を読んでみてください。
創価学会を妙信講に、池田さんを浅井さんに置き換えてみれば、御宗門の姿勢というものが理解していただけるのではないかと思います。
院第二一三八号
宗内一般
平成四年八月十一日
日 蓮 正 宗 宗 務 院 印
池田大作信徒除名処分の件
今般、東京第二布教区宗務支院長高橋信興より、大願寺信徒池田大作に対し、所定の手続きを経て、平成四年八月十一日付にて信徒除名処分に付し、その旨を通告いたしました。
池田大作は日蓮正宗信徒であり、また法華講総講頭という重要な地位にありながら、平成二年十一月十六日創価学会第三十五回本部幹部会において、本来外護すべき御法主上人並びに宗門僧侶に対し、事実無根の事柄を含む誹謗・中傷を行ないました。
ところが池田大作は、宗門より問題点を指摘されるや、一片の反省懺悔もないばかりでなく、その創価学会内における絶対的地位を利用して、本宗の信徒団体であった創価学会組織を、三宝破壊の大謗法団体へと変質させてしまいました。
宗門としては、池田個人はもちろん、創価学会組織全体に対しても、度重なる善導を試みました。しかし、池田大作によって変質されてしまった学会組織はもはや救いようがなく、日蓮正宗の純粋なる信徒組織として蘇生することは、到底不可能と判断せざるを得ない状況に立ち至りました。
そこでやむなく、昨年十一月七日付をもって創価学会に対して解散を勧告し、更に同月二十八日付で破門処分に付したのであります。
もとより、創価学会組織が破門に付されたとはいえ、池田大作をはじめ個々の信徒は、この時点においては日蓮正宗信徒としての資格を有していることは言うまでもありません。しかるに、池田大作は、創価学会組織破門の意味を全く理解せず、聖教新聞等に於いてあからさまに宗門を誹謗し、御法主上人猊下並びに宗門僧侶を罵倒して、他の多くの日蓮正宗信徒の信仰をますます妨害し、混乱に陥れてきました。
以上のような状況に鑑み、もはやこれ以上池田大作の悪行を看過することは出来ず、池田大作の所属寺院・大願寺の所轄支院長である高橋信興より、去る七月四日付『通知書』が送付され、信徒除名処分にかかる弁疏の機会が与えられました。
しかしながら池田大作は、その最後の機会をも無視し、一言の弁疏すらありませんでした。よって所定の手続きを経て、信徒除名処分が確定したのであります。これにより、池田大作は、日蓮正宗とは一切無関係となりました。
一方、最近の聖教新聞等の論調を見るにつけ、創価学会は、今回の池田大作信徒除名処分を契機に、今後ますます謀略・妨害・嫌がらせ等、その度合いを強めてくるものと思われます。
宗内各位には、これら天魔の操る邪教団体の迫害に一歩も退くことなく、宗開両祖の御遺訓を一層護持し、御法主上人猊下の御指南を身に体して、迷える創価学会員をはじめ一切衆生の為、ますます精進せられるよう望みます。
上記のとおり通達いたします。
以 上
通 告 書
日蓮正宗大願寺信徒
池 田 大 作
今般、日蓮正宗宗規に基づき貴殿を信徒除名処分に付したので、ここに通告する。
貴殿は、東京第二布教区管内の大願寺信徒であったが、最近の各種会合における貴殿の発言を調査したところ、本宗宗規第二二九条及び第二三〇条に基づき、貴殿を信徒除名処分に付すべきが相当と判断した。
そこで、貴殿に対して、七月四日付で通知書を送付し、通知書到着後三〇日以内に、当職宛てに弁疏の書面を提出するよう通知した。
しかるに、期日(八月三日)を経過した八月四日に至るも、貴殿からは、弁疏の書面の提出がなく、何らの意思表示もなかった。
よって、貴殿には、自己の行為についての指摘事実を全面的に認め、何らの弁疏を申し立てる意思もないものと判断し、所定の手続きを経て、貴殿を信徒除名処分に付し、本通告に及ぶものである。
これにより、貴殿は日蓮正宗信徒の地位を喪失し、今後信徒としての一切の権利を行使できなくなったことを念告する。
平成四年八月一一日
東京都杉並区西荻北二丁目二九番一二号
日蓮正宗佛乗寺
東京第二布教区宗務支院長
高 橋 信 興 印東京都新宿区信濃町三二番地
創価学会本部
池 田 大 作 殿
まず第一通目においてわかるのは、
御宗門は何度も善導しようと試みていること。
しかしながら、蘇生する見込みが無いと判断したこと。
それによって講中解散処分が下されること。
しかしながら、個人個人においては未だ信徒資格は有しており、この時点で反省懺悔があるならば信徒除名などという処分は受けないこと。
けれども反省無き場合は、最後のチャンスとして弁疏の機会を与えられること。
それでも返答が無い、もしくはまったく反省を見せない内容であるならば、最終的処分…、除名がなされること。
といった御宗門の信徒さんに対する姿勢であります。
ごくごく普通の感覚であるならば、御宗門のこの姿勢は相当に柔軟なものではないでしょうか。
そして二通目でわかるのは、
除名処分を受けたら、日蓮正宗の信徒でもなんでも無くなってしまうということ。
つまり、大聖人様の弟子檀那だと叫んでみても、それは単なる自己申告にしか過ぎない!ということであります。
浅井さんは常に、大聖人様の弟子であるかのような発言をしておりますが、何のことはありません。それは単なる自己申告であり、浅井さんの妄想以外の何物でもないのですよ。
顕正会員の皆さんはそのあたりをハッキリと認識された方がよろしいかと思います。
除名処分のその後について
除名処分の件が御遺命守護の戦いに一部載っていると書きました。
また、櫻川忠さんの著書を確認しても、この事実は記載されていました。
その一方で、幹部三十三名とは書いてあっても、そこに浅井親子が含まれているということまでは言及されていませんでした。
すなわち、顕正会を引っ張るリーダーたる浅井親子が信徒復帰が絶望的なる除名処分者であるということだけは、どんなことがあっても会員に隠しておかなくてはいけなかったということでありましょう。
昭和49年の解散処分、信徒資格の喪失より、妙信講員の心の拠り所は、「いつの日か正義が宗門によみがえれば、我々は大石寺に帰れるのだ。」との熱い思いであったかと思います。
その一縷の希望があったればこそ、どんな仕打ちにも逆境にも歯を食いしばって耐えてこれたのだと思います。
その希望が蜃気楼のようなはかないものであったなら…、
たんなる幻影にすぎないのであったならば…、
その時点で顕正会は崩壊いたします。
それをなんとしてでも避けたいというのが浅井会長の本音だったのでしょう。
ですから、自身が除名されたことを四半世紀にわたって隠し通し、会員には甘い夢を見せ続けながら、生き延びてきたわけです。
しかしながら、平成10年の正本堂解体に伴い、その幻が打ち砕かれるという事態になってしまいました。
浅井会長の主張が正しいのならば…、
浅井会長に非が無いのであるならば…、
この時点で宗門復帰は叶ったはずです。
しかし、それは叶わなかった…。
当たり前のことです。除名処分者がそうそう簡単に復帰などできるわけがないのは道理でありましょう。
つまり、それまで会員を欺いて引っ張ってきた嘘がばれてしまう危機に陥ったのが平成10年だったわけであります。
この時点で宗門復帰は完全に出来ないということが浅井さんの目の前に突き付けられたことでしょう。
しかし、それを会員さんたちには知られたくない。知ってしまえば顕正会は崩壊する。
ゆえにそこからまた更なる宗門批判を繰り返し、血脈否定、本尊作成という、決して踏み入れてはいけない大謗法路線に踏み出してしまったのです。
賢明なる顕正会員諸氏は心静めて自身の心に問いかけてください。
未来永劫戒壇の大御本尊様にお目通りの叶わぬ顕正会に身を置いて成仏は叶うのか?
除名処分から40年近く嘘をつきとおした浅井会長にこれからもついていけるのか?
本当の大聖人様の仏法とはどこにあるのか!
貴方は何のために信心しているのか…、今一度考えてみる時期に来ているのではないでしょうか。
コメント
全く意味不明❗
なぜ、顕正会が解散させられたか書いてないですね。
もう少し、わかるように解説してください。
よろしくお願い致します。
匿名さんへ
私に反論してくるとは素晴らしい根性の持ち主ですね…。
とことんまでやり合いましょうね。
ご質問の件ですが、除名の理由は「破和合僧」です。
詳しくは
https://kenshokai-hashaku.com/expulsionofasai/post-66/
に書いてあります。更なる反論がありましたら是非どうぞ。
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