折伏法戦そして…

顕正会の思い出

 

法戦(ほうせん)
戦いですね。何と戦って来たのでしょう。今でも戦っておられますか?

 

 

以前は短期決戦で、1ヶ月法戦というのもありました。正味、20日間で、誓願10名とか、とんでもない目標立てて、ガムシャラに手当り次第に電話をかけて、世の中の迷惑など顧みず、頑張りました。

 

 

学生の頃は、今とは違って情報量も少なかったので、小、中、高と、名簿片手に端から順に電話をかけても、ほとんど出てきてくれました。申し訳なくも、皆様なんとなく、御本尊の前で、入信勤行の真似事をされていました。

 

だからといって、入会者の中に、何人の人がこの仏法が素晴らしいと、続けていったのでしょうか?

 

指導といっても、どうやってこの仏法の素晴らしさを教えてあげられたのでしょうか?

 

今振り返れば、学生の自分達が出来る事なんて、アサイ先生の指導と、一週おきに、本部から通ってくださる女子部長に励まされて、頑張ります!という事くらいですから。

 

 

与太郎さんのように、素直に疑いもなく(!?)御本尊の前に座る方もいらっしゃるかもしれませんが、中にはとんでもない悪態を吐いたり、水をかけられたり、後々まで悪口を言われたり、そんなこともありました。すべてが罪障消滅と、返って喜ぶべきと指導されてきました。仏道修行の一つですから、成仏に繋がる、もう最高の功徳だと。

 

 

今は3ヶ月の法戦でしょうか。

 

 

最初の1ヶ月は、ちょっと気を抜いて、まだまだ~とか思ってると、すぐに総幹部会になって、活動報告やらで、誓願達成の区や隊があると、ちょっと焦って、凄いなぁと感心します。まだまだあと2ヶ月あるし〜、でもソロソロかな、と名簿をパラパラ。

 

 

最後の月になります。まだ対象者が出ません。

 

誰かの応援について行くのはどうかな?

 

ところが、実は誰も約束が入っていなかったのでそれはかなり厳しい。

 

新聞配布で対象者を探しに行きますか?訪問折伏のお供について行きますか?

 

 

そんなこんなで、とうとう最終日。大体が日曜日か休日です。朝から臨戦態勢に入ります。もう、1回家を出たら、その日は誓願達成するまで帰れないと腹をククリます。

 

 

一人での行動は許されません。私だけかもしれないけれど、総班長がついて来ます(笑)。誰かと一緒に行動します(させられると言った方が正解)。

 

私だけかもしれませんが、見張られているというか、一人でいると逃げる(笑)と思われているみたいで、必ず何人かで行動します。でも、結局リーダー格は私。早く終わりたいから必死です。あの手この手でやってる風を装います。新聞配布で手応えのあったお宅や、学会員のお宅に訪問します。追い払われます。でも、やるだけやってダメだったという充実感を共有します。

 

 

不毛です。

 

 

精神的に良くないです。

 

そんなので功徳とか、罪障消滅とか言うのですからね。心が荒んでしまいます。

 

 

そんな事をしていると夜です。

 

 

もう最後の手段です。

 

閉店間際の飲食店、スポーツジム、スーパーに新聞持って行きましょう!

 

誰でもOKキャッチセールスです。

 

 

夜中のコンビニで、声をかけましょう!

 

 

もう何やってるかわかりません。

 

そのうち、インド人の入信が叶ったりします。とりあえず、区の誓願が達成されます。コチラの地域では最近カレー屋さんが増えてきて、インドやパキスタンの方々、アジア系の人達が次々にやって来るようになりました。格好のターゲットなのです。

 

広宣流布は、大地を的ですし、全人類がこの仏法に縁するからと、いう事なのですが、日本の広宣流布の為に外国人の数がいくら増えても・・・さて?

 

 

そして、お疲れ様です。もういいんじゃないかな?

 

帰りましょうね。次の法戦では必ずこの借りは返そうね!・・・と。

 

 

真夜中の帰宅です。班長は最終報告を総班長にあげます。お疲れ様。

 

 

明日は月曜日、月曜報告は無いはずなのに、総班長ったら一応報告下さい!ですって。なんのですか?

 

明日はゆっくりしたいです。言ってみたかったですね。

 

 

そして又、総幹部会、班長会、ビデオ結集・・・ と。

 

 

何も無いという事は決して無い。

 

嗚呼、自由が欲しい!顕正会に入る前のなんにも考えてなかった自分がなんて自由だったか、何度となく空に向かって叫びたかったことか・・・。大聖人様、助けてください!

 

 

それでも、顕正会しか無い!と思い込み、コレが本当の仏法なんだと言い聞かせて、苦しくても、2020年代の大法戦場に何かが起こる!と、戦い続けてきたのでした。

 

 

MIRAIへのメール

コメント

タイトルとURLをコピーしました