日蓮大聖人はなぜ御本尊を顕わされたのですか。
日蓮大聖人は、末法のすべての民衆を救済するために御本尊を顕わされました。
『観心本尊抄』に「一念三千を識らざる者には仏大慈悲を起し、五字の内に此の珠を裹み、末代幼稚の頚に懸けさしめたまふ」(御書 六六二頁)と仰せです。
日蓮大聖人は、末法の時代に出現され、御本仏としての化導のうえから、末法適時の大法を弘められ、全世界の民衆に即身成仏の大利益を得せしめんがために「本門戒壇の大御本尊」を顕されました。
日寛上人は、『文底秘沈抄』に「本尊とは所縁の境なり」(六巻抄 四二頁)と示され、妙楽大師の「正境に縁すれば功徳猶多し、若し正境に非ざれば縦い偽妄無けれども亦種と成らず」の文を引用して、正境、すなわち正しい御本尊によってのみ、一切衆生は成仏できると指南されています。
『報恩抄』に「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外未来までもながるべし。日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり。無間地獄の道をふさぎぬ」(御書 一〇三六頁)と仰せのように、御本仏日蓮大聖人の広大な慈悲が御本尊として顕され、一切衆生の成仏道が開かれたのです。
(「ニセ本尊」破折100問100答 24~25ページ)
管理人より顕正会の皆さんへ
上記のマーカーで示されたところは非常に大事なところなんです。
顕正会で勝手に本尊を作成しても構わないのだという風潮も、最近は浸透してきているようですが日寛上人もそんなことは認めていないのですね。
顕正会の皆さんは何度も何度もこのことを考えてみて下さい。
顕正会版日寛上人御本尊をお持ちの方へ
顕正会版日寛上人本尊は本物とは紙質が相違します。
顕正会版は現代の製法で作成される紙を使用しています。
昭和30年代当時の紙を再現するところまでは、さすがの浅井さんでも不可能だったのです。
コメント
すみません。ここまでたどり着いて、なす術のない現役さんです。
今まで、真面目に御奉公してきた顕正会員は、これからどうなってしまうのでしょう。
今日も、新聞配布や訪問折伏に飛び回っております。
現役さんへ
そのお気持ち痛いほど分かります…。
私も顕正会員でしたから…。
父親の葬儀にも出ず、弟の結婚式も拒否し、親戚一同には村八分にされて…、それでも唯一正しく大聖人様の仏法を行じているのは顕正会だけだからと自分を無理やり納得させてきたんですよね…。
しかし、それが全て間違いだったと知った時のショックは計り知れないものがありました…。
ですが、正系門家である大石寺に縁してそこの信徒となって10年以上たちましたが、それら顕正会での経験は仏法の上から見たときけっして無駄ではないのですよ。
本来はそうでなくてはならないのが大聖人様の仏法なんです。けど、そこまで強制すれば落ちていく人も多数出てしまう。ゆえに御宗門では方便として柔らかく教導しているにすぎません。
実は御僧侶方の目線から見たとき、顕正会員の姿、姿勢というものは理想的な信徒の姿そのものなんです。
身を捨てて法の為にすべてを捧げる。
このことを教えるために御僧侶方はどれだけ苦労してきたか…。
しかし、顕正会員は既にそれを実践しているのです。ですからね、顕正会で経験してきたことを全て否定する必要なんてさらさらないのですよ。
そこで得た経験を今度は本物の大聖人様の仏法を弘めるために使えば良いのです。
一足先に私は本家本元に帰ってそれをやらせて頂いております。現役さんも是非私達と共にやってみませんか?今までの人生を全て否定する必要はないのです。今までの経験を全て正法の為に転じてしまえば良いのですよ。それがあなた様に課せられた仏様からの御命題なんです。
気が向きましたら一度お会いしてお話しさせて頂ければ嬉しいです。
お気軽にメールください。
https://kenshokai-hashaku.com/mail/