顕正会が主張する「御遺命の破壊」はあったのか?

顕正会(妙信講)破門後の正本堂の意義づけ

 

さて時代を遡ってみてきたわけですが、確かに昭和40年~昭和45年は広宣流布甚だ近しという雰囲気が宗内にはあり、正本堂が御遺命の戒壇にあたる旨の認識が僧俗共に存在していたのは間違いありません。

 

それに伴う種々の発言があるわけですが、それらは昭和45年に浅井さんが「『正本堂』に就き宗務御当局に糺し訴う」を提出して全てリセットされたわけです。

 

その後は何とかして正本堂を御遺命の戒壇にしたい学会との争いになるわけですね。

 

昭和47年の訓諭も学会を慰撫教導する立場から「将来においては御遺命の戒壇になり得る。」という可能性を文中に挟みつつも、それは未来のことであり確定したものではないという認識が御宗門の姿勢でした。

 

そして時間をかけて学会の誤った考え方を矯正していくという考え方のもとに日達上人は動かれていたと感じます。

 

しかしながら、そのような猊下のお気持ちをお目通りの際にお聞きしていながら、浅井さんは猊下の御教導を無視して勝手に学会を諌めようと攻撃に激しさを増していき、そして自滅していったのです。

 

その後日顕上人の代になり、これ以上の学会の教導は不可能と判断されて学会は破門されました。それと同時に正本堂に関しても今までは慰撫教導の上から片目をつぶっていた部分においてもハッキリとその誤りを指摘されたのです。

 

これが正本堂に関する一連の真実なのです。

 

御宗門においては御遺命の破壊などは存在しない。

 

これが結論です。

 

納得いかない顕正会員の方々は是非ともコメントを頂ければと思います。

 

 

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コメント

  1. たんぽぽ より:

    うわぁ~もの凄くわかりやすくまとまっていて、又写真も可愛く、なんだか本当に素敵なブログになりましたね(^0_0^)さすが大御所って感じです。最近の現役さんは、かなりいっちゃっている会員も多いとは思いますが、まだ真面目に悩んでいるかたも非常に多いと現役さんから伺っています。
    このブログを読めば、カッチカチの現役さんの思考も柔らかくなって下さるのではないかって、たんぽぽは感じました。

    優しい雰囲気のブログ、有り難うございます(^^)写真をみているだけで癒されます。

    • 桜梅桃李 より:

      たんぽぽさんへ

      コメント有難うございます。

      この一連の可愛い置物は、ある塔中のお庭と宿坊内で撮ってきたんですよ。

      ある意味厳しい修行の場であるがゆえ、こういったちょっとしたユーモアにすごく心が癒されました。(^^)

      うちのお寺にも何か御供養してお庭に置いてもらおうかと思ってるのですが、徳利を持った狸の置物だとか、招き猫だとか、なんだか俗物っぽいのしか思いつかなくて困ってます…。

      何かいいものがあったら教えてください。

  2. たんぽぽ より:

    そりゃ~桜梅桃李さんといえば 

    猫ちゃんでしょう(*^^)v

    信楽焼きでたくさんありますよ~。

    ふふふふ!(^^)!

  3. 桜梅桃李 より:

    はい、ネコは良いです…。

    人間みたいなズルさが無いとこが最高です…。

    「食う、寝る、遊ぶ。」

    これだけしか彼らは考えていないですから…。

    うちの娘も「次に生まれる時は猫になりたい!」なんて言ってます。

  4. たんぽぽ より:

    桜梅桃李さん、今日のたんぽぽブログの記事で
    こちらのブログの内容をかかせていただきましたm(__)m

    いつも甘えさせていただいてすみません。

  5. 桜梅桃李 より:

    たんぽぽさん、いつもありがとうございます。

    後でお伺いさせて頂きますね。

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