私が顕正会から日蓮正宗に移って半年ほど過ぎたころでしょうか…。
フッと心が軽くなった瞬間があったんです。
それまでは仕事のことや家庭のこと、その他諸々のストレスに押しつぶされそうになっていたのですが…、
本当にごくごく一瞬ではありますが、それらが全て無くなってしまった…。
例えて言うならば、小学校にも入る以前の幼きころの心の状態がよみがえったとでも申しましょうか。
ただ単に生きているだけで楽しい。そんな穏やかで安定した心がどこからともなく湧いてきたんですね。
その時に頭に浮かんできたのは、
「人間の本当の姿ってこれなんじゃないのかな?」
ということでした。
私達は学校に入って、
競争社会にさらされて、
社会に出れば更に強烈なストレスを受け、
我慢すること、耐えること、素直な気持ちを抑えること…、
このような辛い生活が普通になってしまった…、
それが常識だと思い込んでしまった。
けど、それって実は違うのでは?
本当は、人間というのはもっともっと楽しく、明るく、なんのストレスも無く安定した心でいられるのが本来の姿なのではないかなぁ…。
なんて感じたのです。
いま思えば、これが初信の功徳というものだったのかもしれませんね。
あれから12年…、
今では常にその素敵な心の状態でいられるようになりました。
お金は…?
無い!
健康は?
あちこち痛い…、近くの物が見えん!早口で物を言われると良く聞き取れん!
けどね、それでも心は穏やかなんですよ。
人間もっともっと楽に生きられるものです。
現代は心をいじめる要素が氾濫していますから、心が病んでしまっている人が多いですけど、本当はそうじゃないんですよ。ということをお伝えしたかったのです。
気が向いたらまた閲覧しに来てくださいませ。
コメント