顕正会教学部の目的は、
「寺院訪問により、対応した御僧侶の口から御宗門の公式見解と相違する言質を取り、それを顕正会内部の会合等で発表して日蓮正宗への嫌悪感を会員に植え付ける。」
ということにあります。
ゆえに彼らに正法への帰依を勧める正攻法の折伏はハッキリ言って無駄!だと思います。
ただし、一般の顕正会員さんには有効でしょうし、教学部員においても逆縁下種といった観点からは言っておくべき正論は耳に入れておくべきかと思いますので、今回はそれに関して書かせて頂きます。
そもそも争点が違う
顕正会では「正論たる国立戒壇を主張するがゆえに解散処分を受けた。」と教え込んでいます。(細部を見れば「解散処分のみに留まらず幹部33名の除名処分。」といった事実誤認もありますが、話が複雑になるのでここでは割愛いたします。)
しかしながら、実際の破門理由は「破和合僧を為したがゆえ。」であり、けっして浅井流の戒壇論を主張して譲らなかったからではありません。
ゆえに戒壇論をいくら討論したとしても「浅井さんの破和合僧に対する反省懺悔が無ければ宗門復帰などあり得ない!」のであります。
これを対論の最初に相手にガツン!と言っておくべきだと思います。
それでも顕正会教学部は食い下がってくるかと思いますが、常に争点はそこじゃない!と指摘し続けながら、決して相手のペースにのらないようにしてください。
破折
戒壇論に関して対話をしてやっても良いが、妙信講の最大の破門理由は戒壇論ではなく、破和合僧なのだ。
したがって浅井氏がその破和合僧の反省懺悔をしてこそ話は前に進むのであって、戒壇論を何年何十年戦わせても何の前進も無い。
君は知っているか分からんが、昭和47年7月1日に日達上人より浅井氏に伝えられた手紙に
「教義についていろいろと意見があるのは自由である。私は貴殿が私の意見に従うようにとはいわない。しかし、自分の解釈を押しつけるために非常手段に訴えるという態度は、信仰者として、また大事な一万講員の責任者として取るべきではない。それは信仰の本質にもとり、大聖人の御本意ではない。」
と仰せになっている。しかし、その後妙信講はデモ行進を行い解散処分を受け、そして学会本部に襲撃して逮捕者まで出す騒ぎを起こし、除名されたのである。
これが破門の真実である。この対論の目的が「顕正会の宗門復帰」ならば、今すぐ大宮に帰って浅井氏に破和合僧の懺悔をせよと申し伝えよ。
こんなところで戒壇論をごちゃごちゃやっていても1ミリの進展もないことを自覚しなさい!
参考資料
元妙信講問題について 82ページ 49~66ページ
法華講連合会夏季登山お目通り (大日蓮 昭和49年11月号)
https://kenshokai-hashaku.com/mail/
コメント